冷蔵庫の設置スペースと放熱
冷蔵庫を置く場所に必要な幅・奥行・高さと、放熱のための上部・左右すき間を解説します。機種で異なる据付寸法の確認方法と、コンセント・アースの位置も案内します。
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Install vs heat
置く場所と放熱すき間は別に考える
冷蔵庫は庫内を冷やすために外側へ熱を逃がします。本体寸法が置き場所に収まっても、上部や左右・背面の放熱すき間が取れないと冷却効率が落ち、電気代の増加や故障の原因になります。設置スペースは「本体が入るか」と「放熱すき間が取れるか」を分けて確認します。
放熱すき間は機種で異なる
放熱すき間は機種ごとに異なります。機種例では「上部50mm以上・左右各5mm以上」とされていますが、これは特定機種の例です。冷却方式(風冷式など)や背面の形状によって必要なすき間は変わるため、必ずカタログの据付必要寸法図で確認してください。
機種例の数値は出典一覧のメーカー公式ページを参照しています(機種固有情報です)。
測る・確認する場所
- 設置場所の幅(下・中・上の3か所)・奥行・高さ(梁に注意)
- 上部・左右・背面の放熱すき間(機種のカタログ値)
- コンセントとアース端子の位置(アースは感電防止に必要)
- 扉・引き出しを開ける前方スペース(扉開放スペース)
- 床が水平で、変形・変色しにくいか(必要なら板を敷く)
置き場所の周辺条件
直射日光や熱気の当たる場所、湿気の多い場所は避けます。他の家電(テレビなど)から離して、周囲に十分な放熱スペースを空けてください。背面のコンセントが本体に隠れてしまう配置では、抜き差しやアース接続が困難になる点にも注意します。
測り方のコツ
設置場所の幅は床付近の巾木(はばき)の内側を有効寸法とします。壁は完全に垂直とは限らないため、下・中・上の3か所で測り、一番狭い値で判断してください。このページの設置寸法と、測り方の総論を合わせてご利用ください。
- 幅は下・中・上3か所。一番狭い値を有効寸法に
- 奥行は背面のコンセント・給排水管の出っ張りを含む
- 高さは天井・梁・上吊戸棚の干渉を確認
- 巾木の内側を測る(床から数cmの位置)
既存の防水パンがある場合
引越し先などで既存の防水パンが設置されている場合、そのパンの内寸と脚位置が新しい洗濯機に合うかを確認します。パンが古く変形していると、内寸が規格より狭くなっていることがあります。詳しくは防水パンの測り方を参照してください。
コンセントとアースの確認
冷蔵庫のコンセントは、背面に隠れて抜き差ししにくい位置にならないよう、設置前に確認します。アース端子がある機種は感電や漏電を防ぐためにアース接続が必要です。アース端子がない場合は電気工事が必要になることがあるため、あらかじめ確認してください。
ツールで確認する
搬入経路チェックツールに本体寸法と設置場所の有効寸法を入力すると、向きを考慮した判定とともに、どの寸法が不足しているかの根拠を確認できます。設置スペースの判定は、放熱すき間を含めた「使える寸法」ではなく、あくまで本体が収まるかの目安です。放熱すき間は機種のカタログ値で別途確保してください。
よくある質問
本体が入れば設置できますか?
いいえ。上部・左右・背面の放熱すき間が取れないと冷却効率が落ち、故障の原因になります。
放熱すき間はどこで分かりますか?
メーカーのカタログ・取扱説明書の据付必要寸法図に記載されています(機種で異なります)。