搬入でよくある測り方の失敗
搬入当日に「入らない」となる代表的な測り方の失敗をまとめました。枠幅と有効開口幅の混同、巾木の無視、梱包忘れ、エレベーター庫内の見落としなどを図解します。
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Common failures
枠幅と有効開口幅の混同
最も多い失敗は、ドア枠の内側の幅(枠幅)を測ったつもりで、実際に通れる幅(有効開口幅)を測っていないことです。ドアノブ、ドアクローザー、郵便受け、丁番などの出っ張りを差し引いた、一番狭い部分で判断してください。
巾木を無視する
設置場所の幅を測るとき、床付近の巾木(はばき)の内側を有効寸法とします。壁は完全に垂直とは限らないため、下・中・上の3か所で測り、一番狭い値で判断してください。巾木の分数センチが後で効いてきます。
梱包サイズの忘れ
配送時は本体ではなく梱包状態(ダンボール+発泡材+突起)で運ばれます。搬入は梱包サイズ、設置は本体サイズが基本です。梱包サイズが商品ページで見つからない場合は、販売店へ梱包サイズと搬入時の状態を確認してください(梱包サイズと本体サイズ)。
エレベーター庫内の見落とし
エレベーターは扉を通れても、庫内に立てて置けない・奥行が足りない場合があります。扉開口と庫内の両方を確認してください(エレベーター)。斜め置きに頼った判断は確実ではありません。
曲がり角・階段を数値だけで決める
曲がり角や階段は幅だけでは判定できません。通路幅・廊下幅・ソファ長さの3要素や、天井高さ・手すりが関係します。無理に合否を決めず、測る点と撮影位置を押さえて専門確認へ進みます(階段・曲がり角)。
防ぐための確認手順
- 枠幅ではなく有効開口幅(出っ張り差し引き)で測る
- 設置場所は下・中・上3か所、巾木内側を有効寸法に
- 搬入は梱包サイズ、設置は本体サイズを分ける
- エレベーターは扉開口と庫内の両方
- 曲がり角・階段は数式に頼らず写真で専門確認
チェックリストで現地確認
購入前と配送前日に、印刷用チェックリストを使って現地で測った値を書き留めるのが確実です。測った値をその場でメモし、販売店・配送業者へ共有することで、「入らない」トラブルを減らせます。
ツールで素早く判定
測った寸法を搬入経路チェックツールに入力すると、向きを考慮した判定と不足している寸法の根拠を確認できます。ただし曲がり角・階段は自動判定の対象外です。あくまで目安として、最終判断は販売店・配送業者へご確認ください。
よくある質問
枠幅を測れば十分ですか?
いいえ。ドアノブ等を差し引いた有効開口幅で判断してください。
エレベーターは扉が通ればよいですか?
いいえ。扉開口と庫内の両方を確認してください。